全国の木工機械販売業者118社で構成する全日本木工機械商業組合(東京都台東区浅草橋1-23-11、桑原柾人理事長=奈良・フソー㈱社長、03-5825-3630)は。5月23日、午後2時から四日市市安島の四日市都ホテルで第47回通常総会を開いた。
 総会は安塚公紀事務局長の司会で、まず組合員総数181社、出席36社、委任状46社の過半数をもって総会の成立を告げたのち開会挨拶の沖 清副理事長(広島・沖機械㈱社長)に続いて桑原柾人理事長の挨拶、物故者黙祷に次いで高木基行副理事長(神戸・高木興業㈱社長)、沖副理事長による議案審議が行われ各議案とも満場一致で承認された。
第47回通常総会議案審議は次の通り。
第1号議案 平成25年度事業報告の件
第2号議案 平成25年度収支決算報告の件
    監査報告の件、欠損金処理(案)の件
第3号議案 平成25年度事業計画(案)の件
第4号議案 平成26年度予算(案)の件
第5号議案 その他の件
 なお、26年度事業計画案は次の通り。
今年の主要事業
 (1)総会、研修会の等の組合イベントの積極的な参加をうながし、組合の密接な交流と情報交換の場を増やし、組合員の結束をはかる。組合の海外研修を来年度目標に企画する。
 (2)一般社団法人日本木工機械工業会、及び日本木工機械協同組合との交流に努める。関連業界団体が主催するイベントは積極的に参加協力し、業界発展につとめる。
 (3)関連省庁(経済産業省、林野庁等)との交流につとめ、政府の施策に組合員に迅速に伝達する。
 (4)伝達手段として、組合のホームページを充実させ、迅速な情報提供が可能しなるようにする。
 (5)日本木工機械協同組合並びに業界他団体と協力して、政府に「要望書」を提出し、木工機械販売業の地位向上・需要拡大を図る。
1.組合強化事業
 (1)組合活動の基盤となる支部及び部会組織の活性化を図り、総会を開催し組合員の結束を促し、事業活動の充実・強化を促進する。
2.教育事業
 (1)全国中小企業団体中央会の補助金事業を活用して、組合員及びその従業員を対象に組合啓蒙活動として、「人材育成研修会」を開催し、参加者に組合への理解を深めてもらう。
 (2)業界の技術向上のため中央職業能力開発協会に役員及び技能検定委員を派遣する。
3.福利厚生事業
4.情報宣伝事業 等の各事業項目について説明した。

講 演 会 
会場の四日市都ホテル(HPゟ)
 料亭「浜松茂さつき棟」は東洋紡績を創業した伊藤伝七(十世)の別邸を利用して明治39年(1906)に開業した歴史をもつ。玄関棟は敷地の中央前寄りに建ち、木造平屋建、入母屋造及び寄棟造などとし、桟瓦葺の建物である。南側の棟に東向きの大型の車寄せを構え、北側の棟には調理場や帳場を配して、明治期の四日市港の繁栄を伝える国の登録有形文化財建物として、2010(平成22)年9月に指定された。(資料:文化庁ほか)
Woodfast '14-5
 総会終了後に講演会が行われ、「組手什(くでじゅう)の開発と流通事業の展開について」と題して、組手什おかげまわし東海 事務局長の渡辺径氏(写真)が講演した。

 組手什については下記HP参照。
http://9de10tohkai.web.fc2.com/
総会会場
懇 親 会 

 講演会終了後は、四日市港に近い「料亭 浜松茂(はままつも)」に席を移して懐石料理に舌鼓をうった。 懇親会後、二次会も用意されて会員間の親睦をさらに深めた。
挨拶する桑原柾人理事長
料亭 浜松茂の前で記念撮影
開宴を前に乾杯の音頭をとる前理事長の福本豊彦氏

全日本木工機械商業組合
  第47回通常総会開く