第1号議案     令和年度 事業報告承認の件

               令和3年度事業経過報告
          自:令和3年4月1日 至:令和4年3月31日

  新型コロナウイルス感染症の猛威は、日本をはじめ世界各地の経済力に大きく打撃を

与え、経済基盤の
脆弱(ぜいじゃく)な中小企業にとってオミクロン株感染の急増により

甚大な影響を受けることになりました。年明け後も感染の状況の悪化が重な
り、総会や

新年会、視察見学会、講演会、展示会など催事開催に弊害をもたらせ、
中止または見送り

という自粛ムードに見舞われるケースが生じました。ただ、昨年
10月、コロナ感染力が

下火という谷間の環境下から予定通りに第45回目となる
「日本木工機械展2021」を

開催することができ、ホットしましたが、
木材産業を取り巻く環境は、新型コロナウイル

ス感染禍により、国際的な木材高騰
ウッドショックが海外からの木材仕入れが滞り、

国内の住宅建築着工の遅れや価
格上昇を引き起こす一方で、持続可能な開発目標(SDGs

などで環境にやさしい
資材に注目が集まり、木材利用が木造建築、木工業以外、多方面の

業種ではじめら
れるようになりました。

  この状況にあって、組合としては当初年間事業活動計画にあった5月26日の

「第59回通常総会(役員全員から上程議案に対する書面決議承諾書処理)」、6月

開催実施予定の「第8回産業企業視察見学会(北陸エリア企業2社視察訪問)」が新

コロナウイルス感染拡大による影響で開催中止しましたが、7月21日の「合同
理事役員会

議」の開催、10月9日「第7回次世代組合員の集い(名鉄グランドホ
テル・涵梅舫)」

の開催、年明け1月14日の全日本木工機械商業組合中部支催の
「令和4年新年賀詞交歓会

(木曽路・瓦町店)」及び「新年合同理事役員会議」の
開催、3月18日「正副理事長・

正副支部長会議(磯次郎)」の開催などの事業活
動について計画通り実施できました。

 また、2月24日の(一社)日本木工機械工
業会及び全日本木工機械商業組合共催による

「行政説明会」は、新型コロナ感染防止
の配慮からライブ配信方式ビデオ会議ツールのセミナー

を聴取させて頂きました。

  次年度は、組合の創立60周年記念事業を主体にした活動に心掛けていきます。